全館空調 カビ対策は?

メリットが多いため脚光を浴びている全館空調ですが、カビについて心配する声もあります。
住宅の中でカビが生える根本的な原因は湿気です。
湿気に加えて温度が高く栄養があるとカビが生えます。
全館空調はカビが発生しにくい環境を作っています。
家のすべての場所を一定の温度にするので、湿度を下げることができます。
最近は高断熱で高気密の住宅が増えています。
湿気を含む空気が入りにくくなっているので、結露が発生しにくく菌も繁殖しづらいです。
断熱材に施工不良があると、断熱の性能や機密性が下がって結露が発生しやすくなります。
新築の住宅だと施工不良が発見されるまでに時間がかかることもあります。
できるだけ定期点検を行って専門家にチェックしてもらうことが大切です。
カビを防ぐ対策で重要なのがダクトのクリーニングで、10年に1度はメンテナンスを行った方が安心できます。
ビルの基本メンテナンスではダクト清掃が項目に入っていますが、住宅でもダクト清掃は大切です。

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